@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001033, author = {内田, 豊海}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN'S COLLEGE}, month = {}, note = {本研究は, 国際教育開発において, 理念と実状の乖離を見ようと試みたものである. リテラシーは教育開発における重要な理念として, 様々な議論を通し発展してきた概念である. 一方, その指標となる識字率は, 数値化すべく, 学歴の有無で判断するというように単純化されている. そこで本研究では, 基礎教育無償化により, 就学率が飛躍的に上昇したマラウイ共和国において, 理念的概念としてのリテラシーを, 生徒がどこまで習得しているかを把握すべく, インタビュー調査を開発・実施した. その結果, 生徒は文章を読み書きすることはできるものの, その内容を理解するに至っていない場合が多く見受けられた. 生徒の身につけたリテラシー能力は, 表面的なものであり, 求められている理念的なものとは大きく乖離している現状が浮き彫りになった. より実態に見合った理念の再構築, および教育の質向上による乖離の解消を再考することが求められよう.}, pages = {19--26}, title = {マラウイ初等学校におけるリテラシー能力に関する研究 : 文章題の解決段階に注目して}, volume = {50}, year = {2015} }