@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001076, author = {フランク, エルンスト and 武田, 輝章}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN'S COLLEGE}, month = {}, note = {第1部 「彼の人生が語る」 から最初の2章を翻訳したものである. 第1章の 「故郷」 では, 13歳まで過ごした故郷オーバープラーンとボヘミヤの自然や父母と祖父母の為人が, 友人の書いた伝記とシュティフター自身の作品によって描かれる. 母親の愛情と祖母の宗教世界に包まれて原野を駆けめぐっていた悪戯小僧が, 教師の手で自然観察と音楽の世界へと導かれ, 人形芝居や読書に熱中していく. 幸福な少年時代は父親の死によって突如終わりを告げるが, 祖父の援助で大学へと続く道が開かれる.  第2章の 「クレムスミュンスター」 では, 修道院附属ギムナージウムの学生生活が語られる. 13歳から21歳の間に, ギリシャ・ラテンの古典文学やドイツ文学に親しむとともに, 詩や絵画を創作する喜びを学ぶ. ここで出合った教育者たちこそが自己陶冶の礎であったことを, シュティフター自身は次の言葉で表現する. 「教育は, 誰が教えるかが問題である. 授業をするには何ごとかを知っていればできるが, 教育をするには何ものかでなければならない.」}, pages = {97--104}, title = {エルンスト・フランク『シュティフターへの愛 : 詩人の人生と作品』(翻訳)}, volume = {49}, year = {2014} }