@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001258, author = {池田, 哲之}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN'S COLLEGE}, month = {}, note = {本稿は, これまで 「領域」 として扱われてきた道徳が教科化されたことをふまえ, 同教科の可能性と限界を, 主に憲法学的側面より考察したものである. 今般の制度改正にあたり, 「教科」 道徳に即時的かつ強力な教育効果を期待する向きもある. 教科化は, 子どもの現状に懸念をいだく一部の教育関係者や政治家の声に押されるかたちで実現したからである. 本稿では, そうした子ども観の当否をまず検討の俎上にのせ, 一定の問題点がそこに見出しうることを指摘した. さらにまた, 「教科」 道徳を軸に展開される価値教育も, 公教育の一環としての活動である以上, 憲法原理による制約を免れえないことを証しつつ, 同教科の円滑な推進・定着を図ってゆくうえで依るべき憲法法理を明らかにした.}, pages = {13--22}, title = {公教育における「教科」道徳の位相 : 「教科」道徳の憲法的限界性}, volume = {51}, year = {2016} }