@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001263, author = {新村, 元植}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN'S COLLEGE}, month = {}, note = {2006年から日本では, 幼保一元化施設として認定子ども園制度が開始された. 隣国である台湾では2012年1月から幼托整合 (幼保一元化) が実施されている. 日本では認定子ども園への制度移行等, 幼保一元化の歩みは遅いが, 台湾では幼児の教育・保育の標準化を目指して政府主導で一気に実施された. また, 台湾における少子化問題では, その進行が日本より深刻である. このような状況を基に, 台湾高雄市の幼児教育・保育の概要と実際の幼児園及び托嬰中心 (乳児保育園) を訪問し現状を探った. その結果, 訪問した托嬰中心での保育内容は, 幼児の興味関心を基にした保育が実施されていた. また, 幼児園においても同様の教育が実施されていたが, 託児所から移行した幼児園と幼稚園から移行した幼児園では, 教育内容の標準化はまだ緒についたばかりであった. そして実際の幼児教育現場では, 教科教育を重視するなど, 日本と異なる点が見られた. そして, 幼托整合における保育者の資格や配置については, 養成施設改変の問題が残っており, 改革は進んでいない. 本稿ではこの状況を基に, 台湾の幼托整合における, 現在の問題点や今後の課題を考察した.}, pages = {61--73}, title = {台湾の幼保一元化と高雄市の幼児教育・保育事情}, volume = {51}, year = {2016} }