@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001295, author = {新村, 元植}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN’S COLLEGE}, month = {}, note = {台湾で小学校から実施されている公教育は日本と同様に6・3・3・4制であるが, その中でも本稿では小学校での音楽教育に注目する. まず, 小学校では表現系の教科である美術 (図画工作) や音楽, 演劇要素を含む身体表現を統合し, 2000年から 「芸術と人文」 に教科を統合した. 本稿では 「芸術と人文」 の概要を紹介し, 15年ほど経過したこの教科が現在においてどのように機能しているのか, その問題点は無いかを検証した. その結果, 訪問した前金小学校では週3校時実施している内容は統合以前と変わらず, 音楽2校時, 美術1校時であった. そして, 身体表現を含む演劇的要素は教師が不足しており毎週実施する教科授業としては実施していなかった. また, 一部の公立小学校においては各才能に秀でた児童を集めて才能教育クラスを設置して専門的な教育を実施している. この中でも音楽才能教育について紹介し, その成果について検証した. 訪問した小学校では, 教師が児童の才能を育成する充実した教育が実施されていたが, 児童の費用負担など, 日本の公教育とは相違する教育方法が選択されていた.}, pages = {83--92}, title = {台湾高雄市の初等音楽教育}, volume = {52}, year = {2017} }