@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001303, author = {宮里, 新之介}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN’S COLLEGE}, month = {}, note = {本研究では, 幼稚園教諭や保育士資格の取得を目指す短大生が, 実習においてどのような困難感を持つのかを検討した. その結果, 「子ども対応困難感」 の記述が多く, 特に子どもの 「反社会的な言動」 「活動への子どもの取り組み」 「他児とのケンカ」 「発達の遅れ」 といった問題に対応する際に困難感を持った学生が多いことが示された.  また, 「子ども」 「保護者」 「職員」 「指導案・日誌・記録の書き方」 への困難感を短大生と保育士とで比較した結果, 「保護者対応困難感」 と 「職員対応困難感」 において保育士が短大生よりも有意に高かった. これは, 教育実習では保護者対応の機会が少なく, また“職員”が実習生, 或いは保育士にとってどういう存在なのかということの違いから生じると考えられた. 短大生が保育者として保育現場で働く際にこれらの困難感が高まることが想定され, それに対応するための授業実践を如何にするかについて考察した.}, pages = {145--152}, title = {児童教育を専攻する短期大学生の実習における困難感の調査研究:保育士との比較を通して}, volume = {52}, year = {2017} }