@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:00001427, author = {倉重, 加代}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要}, month = {Sep}, note = {本稿の目的は,山口県宇部市万倉地区に江戸時代より続く農家の金品授受記録(長寿祝,誕生祝,新築祝,香典,火事見舞)の分析を通して,江戸時代末期から1970年代までの,当該地区住民の社会関係の特性を明らかにすることである.まず,祝儀,香典,火事見舞それぞれの記録で贈与者の違いがあり,山村住民の社会関係が行事や出来事により多層的であることを見いだした.また,別稿で分析した婚礼祝儀も含めた経年変化をみると,1960年代に集落内よりも集落外の社会関係の比重が相対的に大きくなる傾向がみられた.今後は本稿で分析した事例の特殊性と普遍性に関する検討と,社会関係のみならず贈答品の分析が課題である.}, pages = {5--12}, title = {山村住民の社会関係の変遷 : 金品授受控の分析から}, volume = {55}, year = {2018} }