@article{oai:kwjc.repo.nii.ac.jp:02000050, author = {倉重, 加代}, issue = {61}, journal = {鹿児島女子短期大学紀要, BULLETIN OF KAGOSHIMA WOMEN'S COLLEGE}, month = {Feb}, note = {わが国の農山村は高度経済成長期に大きく変貌し,その後も米の生産調整が始まり農業をとりまく環境は変化し続けた.本稿では分析時期を昭和45(1970)年頃から昭和末期頃までに限定し,山口県宇部市の山村農家の事例から,生業に関する動向と,社会関係について考察した.副業や転作に適した作物を模索する状況や,集落内,農協等の組織を通した行動の記録から,当時の生業に関する社会関係については,集落内においても農協等の組織を経由した関係が浸透している様子をうかがうことができる.行政の政策が産業と生活の充実向上を別立てしていることも影響していると考えられる.また,山林を保有する農家は多く存在するが,政策的にも個々の農家の営みにしても農業への取り組みが優先される実情がある.そこで,農家の農業と生活の連続性,山林を保有する農家の農業と林業の連続性を考慮し,生活者の視点で分析する必要性を再確認した.}, pages = {47--55}, title = {山村農家の生業と社会関係:1970–1990}, year = {2024} }