新しい教職科目「総合的な学習の時間の指導法」の構想
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新しい教職科目「総合的な学習の時間の指導法」の構想 |
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アイテムタイプ | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
総合的な学習の時間,総合的な学習の時間の指導法,体験的な活動,カリキュラム・マネジメント |
著者 |
松崎 康弘
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抄録 |
本研究では,文部科学省「教職課程コアカリキュラム」を踏まえつつ,本学卒業の若手小学校教員の「総合的な学習の時間」(「総合」)に対する意識や,筆者がこれまで短大で実施してきた「環境教育演習」等の成果を分析して,「総合的な学習の時間の指導法」(「総合の指導法」)の内容・方法について構想することとした.若手教員の意識からは,地域素材教材化やカリキュラム・マネジメントなどの専門的な知識・技能はもちろん,彼女たちが教育現場へ総合の本質を伝えるメッセンジャーとなれるような教員養成が必要であることを論じた.筆者の実践の成果分析からは,体験的な活動の重要性が導き出されるとともに,教職課程において「総合の指導法」と他の体験的な活動を含む科目との,短大独自のカリキュラム・マネジメントが必要であることを論じた.「総合」の学びが教師としての成長にもつながることを重視して,今後,「総合の指導法」を構築していきたい.
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雑誌名 | 鹿児島女子短期大学紀要 |
巻 | 57 |
ページ | 43 - 53 |
発行年 | 2020-02-28 |
出版者 |
鹿児島女子短期大学
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ISSN |
0286-8970
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